ブリオ・メーターを、理化学的な大気汚染測定器と比較した実験があります。
それによると長所は次のようになっています。
1.未知の汚染物質に対しても使用できること
2.いくつかの汚染物質が相乗作用を起こしている場合の毒性を測定できること
(これはブリオ・メーターのような生物学的測定法だけは測定できる値)
3.小型で安価、しかも取扱簡単
・・・長所は以上ですが、短所も書いておきましょう。
1.ひとつひとつの物質の濃度は測定されないため、行政的な汚染対策の資料には不向き
(・・・しかし、これは汚染対策の考え方次第だともいえます。
本当の対策は、個々の物質の濃度規制ではなく、相乗作用による総合的な毒性を小さくすることにあるからです。)
2.理化学的原理の測定器に比べ、応答速度が遅い
(・・・この点も、考え方次第でしょう。
現在のように、高濃度の汚染が発生したときにだけ、緊急措置をやるやり方が正しいとは言い切れないからです。)
3.いまのところ汚染度を数量的に表現できない
・・・それはこれからの課題ですね。